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水を吸って膨らむ土のう

作業員

水害対策のニューフェイス

吸水土のうは土のうと言っても土砂は使わず、袋の中に入っている吸水性の高いポリマーに水を吸わせる事で機能する、新しいタイプの土のうです。省スペースで保管でき、現場の水だけで使用できる便利さから、一般家庭に企業、公共機関から自治体に至るまで備蓄する動きが増えています。通常の土のうも袋の保管に関しては同様にスペースをとりませんが、実際に土のうとして使用するには袋の中に土や砂など水より重い物質を詰めなければなりません。身近に土砂が豊富に存在する山間部と違い、都会では付近に土の地面が見当たらないケースも珍しくありません。そうした意味で吸水土のうは、都市部での水害対策にうってつけの土のうです。使用方法は水を張ったバケツや水槽の中に吸水土のうを入れて、数分置いて膨らませるだけです。この際水の中で袋を揉んだり、足で軽く踏むなどすると吸水速度が上がります。水を吸ったポリマーはジェル状になるため、吸水土のうは設置する場所の形状によくなじみ隙間ができにくい特徴があります。吸水性が高いので未使用時については、湿気を避けて保管する必要があります。すのこの上など風通しを良くして保管した場合、耐用期間は大体5〜10年ほどとなります。吸水土のうを使用した後は、数日〜数週間天日干しすれば一般ごみとして出せます。また素早く処理したい場合には、袋を開いて中身を出してバケツなどに入れ、専用の処理剤を加えると数分で脱水します。少量を使用した場合には、専用の処理剤が無くても塩で代用できます。処理した後の水は環境に優しく、下水に流せます。